マットレスの処分方法7選!簡単・無料で処分できる方法は?

マットレスの処分方法7選!無料の方法や解体方法も解説

マットレス処分をしたいと考えたときに「どうやって処分をすればいいのか」「処分費用はどれくらいなのか」など疑問点がたくさん出てきますよね。マットレス処分は自分に合う方法を選ぶことが大切です!
今回は、マットレス処分にかかる費用料金や7つの処分方法などを解説します。

この記事のまとめ

マットレスは解体して無料処分が可能!
マットレスは新規購入時に引き取りサービスを依頼できる!
スプリングマットレスを解体するのは困難
リサイクルショップやフリマアプリで売却することも可能!
マットレス処分は不用品回収業者がおすすめ!


マットレスは、自分で解体すれば無料で処分できる場合があります。また、新しいマットレスを購入する際には、引き取りサービスを利用できることもあります。状態が良ければリサイクルショップやフリマアプリでの売却も可能です。ただし、スプリング入りのマットレスは解体が難しいため注意が必要です。無理して解体をしようとすると怪我をしてしまう恐れがあるため、自信がない場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

【状況別】マットレスの処分方法

処分方法処分費用即日処分運び出し適している人
①マットレスを自治体の粗大ごみに出して処分する200円〜4,000円程度・集積場所まで自力での運搬ができる
・確実に処分したい
②マットレスをリサイクルショップで処分する無料・費用を抑えたい
③マットレスをフリマアプリ・ネットオークションで売る無料・費用を抑えたい
・急いでいない
④新品購入時の引き取りで処分する無料〜4,400円程度・多少費用がかかっても確実に処分したい
・新しく品物を購入する予定がある
⑤マットレスを不用品回収業者に処分依頼する8,000円〜・多少費用がかかっても確実に処分したい
・即日で回収してほしい
・ほかにも処分したいものがある
⑥マットレスを解体してゴミとして出す無料・自身での解体作業ができる
・集積場所までの運搬ができる
⑦古いマットレスを親戚や友人にあげる無料・費用を抑えたい
・急いでいない

マットレスのおすすめ処分方法7選!

マットレスのおすすめ処分方法7選!

マットレスの処分には様々な手段がありますが、その中からおすすめの処分方法を7つ紹介します。
それぞれの処分方法には良い点と悪い点があるため、自分に合う方法を見つけてください。

①マットレスを自治体の粗大ごみに出して処分する

①自治体のサイトから申し込みをする。
電話やインターネットで粗大ごみの収集を申し込みます。申し込み時に収集日や料金について案内してもらうことができます。


②粗大ごみ処理券を購入する。
指定された方法で粗大ごみ処理券(シール)を購入し、必要事項を記入します。


③マットレスを収集場所へ運び出す。
購入した粗大ごみ処理券をマットレスの見やすい場所に貼り、収集日の午前中までに、自治体指定の収集場所へマットレスを出しておくことで完了です。

処分費用400円~2,800円
※自治体によって異なる
メリット料金が安い
デメリット予約・持ち運びの手間がかかる、収集不可の場合も

マットレスは自治体の粗大ごみとして捨てることが可能です。粗大ごみとして捨てる場合は、電話やインターネットで予約後にシールを購入し、決められた日時に決められた場所へ捨てます。

しかし、大きいサイズやスプリングコイル入りのものは粗大ごみとして捨てられないことがあります。例えば、東京都の西東京市ではスプリングコイルのものは収集不可とされています。

②マットレスをリサイクルショップで処分する

処分費用処分費用0円
※もしくは引き取り不可
メリット買取の可能性がある
デメリット持っていく手間がかかる・マットレスは買取不可が多い

マットレスの状態が綺麗であれば、リサイクルショップで買取の可能性があります。買い取ってもらえれば処分費用がかからず、さらにお金を得ることができます。

直接リサイクルショップに持っていく手間がありますが、新品同様に綺麗であればリサイクルショップに持っていく方法はおすすめです。しかし、状態が良くなければ、買取不可の可能性があるリサイクルショップは止めた方が賢明です。
3年以上使用していたり、少しでも傷や汚れが見られる場合はリサイクルショップや買取業者では引き取ってくれません。

高額での買取が期待できるブランド
フランスベッド
エアウィーヴ
テンピュール
シモンズなど

③マットレスをフリマアプリ・ネットオークションで売る

処分費用2,388円~ 28,289 円
※ヤマト便利用の場合
※引き取りの場合は0円
メリット高く売れる可能性がある
デメリット送料が高い、売れ残りのリスク、トラブルの可能性がある

メルカリなどのフリマアプリや、ヤフオクなどのネットオークションでマットレスを売ることもできます。リサイクルショップと同様に新品同様に綺麗な状態であれば、売れる可能性はあるでしょう。

しかし、送料が高いため商品の価格も高くなり、売れ残りのリスクがあります。現地引き取りの方法で売っているケースも多いですが、引き取り時にトラブルが起きたら自分で解決をする必要があります。

④新品購入時の引き取りで処分する

処分費用0円~3,300円
※販売店によって異なる
メリット料金が安い、手間がかからない
デメリット新品を購入しないと利用できない

新しいマットレスを購入するために、古いものを捨てたいのであれば、新品購入時の引き取りサービスがぴったりです。配送時に古いものと新しいものを交換できるため、手間もかかりません。

通販サイトのベルメゾンでは条件が合っていれば無料で、ニトリでは3,300円で引き取りを依頼することができます。その他の販売店でも引き取りサービスを行っている会社は多いため、購入時に問い合わせてみてください。

店舗引き取り対象家具引き取り金額(税込)条件
ニトリ指定なし4,400円購入家具と同数量もしくは同容量
無印良品ベッド、マットレス他3,000円購入家具と同数量もしくは同容量
※同種引き取り不可製品あり
イケアソファ、マットレス無料購入家具と同数量もしくは同容量
アウトレット商品は対象外
ベルメゾンベッドなどの対象家具無料購入家具と同数量
タンスのゲン指定なし9,980円5万円以上の購入家具と同時申し込み
Amazonベッドルーム家具・寝具などの対象商品無料指定商品限定
購入家具と同数量

マットレスを買い替える際は、新たに購入する店舗で「古いマットレスの引き取り」や「下取りサービス」を利用できる可能性があります。まずは購入予定の店舗に確認してみると良いでしょう。
たとえば、ニトリ・無印良品・イケア・ベルメゾン・タンスのゲン・Amazonなどでは、新しいマットレスの配送時に、不要となった古いマットレスを有料または条件付きで引き取ってくれるサービスを実施しています。とくに、通販サイトのベルメゾンやAmazonでは、対象商品の購入により不要家具の引き取りを無料で行っているケースもあります。事前に問い合わせをして確認をすることをおすすめします。

⑤マットレスを不用品回収業者に処分依頼する

処分費用2,000円~9,000円
※運搬費・人件費がかかる場合も
メリット運ぶ手間がかからない・便利で対応が早い
デメリット粗大ごみより料金が高い

マットレス処分は不用品回収業者に回収を依頼することもできます。粗大ごみよりも処分費用が高くなるものの、捨て方を調べる必要や、持ち運ぶ手間がなくなり便利なのがメリットです。

また、最短で即日対応のため、急な引っ越しや単身赴任などすぐ捨てたいときに向いています。業者に依頼をする場合は、別途で運搬費や人件費がかかることがあるため、事前に見積もりを取ると安心して依頼ができます。

⑥マットレスを解体してゴミとして出す

無料でマットレスを処分したいならこの方法があります。
こちらはマットレスを解体して分解し、通常のゴミとして出せるようにする処分方法です。

マットレスは解体して家庭ごみとして処分することも可能ですが、作業が非常に手間がかかるため、あまり現実的とはいえません。自治体ごとにごみの出し方のルールは異なりますが、一般的には家庭ごみとして出せるのは、金属製品の場合で最長辺が30cm未満、プラスチックや木製品などの場合で50cm未満、さらに指定のごみ袋に収まるサイズが条件となります。特にスプリング入りのマットレスは、内部のコイルを取り除く必要があるため、解体には相当な労力が必要です。

⑦古いマットレスを親戚や友人にあげる

古いマットレスを親戚や友人にあげてしまうのも処分方法の1つです。
取りに来てもらったり、車のガソリン代だけ出してもらい無料でプレゼントするのも良いでしょう。
ただボロボロのマットレスや使い古しているものだと渡しにくいのがデメリットです。

マットレス処分にかかる費用料金を比較!

マットレス処分にかかる費用料金のイメージ

それでは上記のマットレス処分方法にかかる料金費用を一気に比較してみましょう。

処分方法大体の費用相場
自治体の粗大ごみに出す400円~2,800円
※自治体によって異なる
リサイクルショップ処分費用0円
※もしくは引き取り不可
フリマアプリ・ネットオークション2,388円~ 28,289 円
※ヤマト便利用の場合
※引き取りの場合は0円
新品購入時の引き取り0円~3,300円
※販売店によって異なる
不用品回収業者2,000円~9,000円
※運搬費・人件費がかかる場合も

マットレスの処分は選ぶ方法で費用が異なります。粗大ごみとして捨てる方法が最も安いと思われがちですが、新品を買うタイミングであれば引き取りサービスの方が安くなることもあります。
また、ウレタンやコイルなど素材、自治体や選ぶ業者によって費用が変わるため、上記の表は目安料金として参考にしてください
不用品回収業者の詳しい料金に関しては下記記事を参考にしてください。

不用品回収会社が解説する料金の仕組みと料金相場!賢く安く依頼する7つのコツ

種類別!マットレス処分の解体・分別方法

種類別!マットレスの解体・分別方法

ここではマットレスを自力で解体・分別するための方法を種類別に解説します。
ハサミやのこぎりを使う作業になるため、自力で解体をする場合は怪我に最大限注意するように作業を進めてください。

ウレタン・樹脂素材マットレス

ウレタン・樹脂素材マットレス
  1. ハサミを使って縫い目を切る
  2. 表布と中身(ウレタン・ ポリエチレン樹脂)に分ける
  3. 表布と中身を小さくハサミで切る
  4. 表布のファスナーなど金属があれば切り、分別する
  • 使用する道具=ハサミ、軍手、マスク、ごみ袋

ウレタンや樹脂素材の場合は、上記の流れで解体します。
ウレタンや樹脂素材であれば、小さく切れば中身の素材も燃えるゴミとして捨てることが可能です。
可燃ゴミは無料で捨てることができるのでとても安価でおすすめです。
ファスナーなど金属部分があればその部分のみ切って、不燃ごみとして出しましょう。

スプリングコイルマットレス

スプリングコイルマットレス
  1. ハサミを使って縫い目を切る
  2. 表布を取り外す。スプリングの上に綿などがあれば同様に取り外す
  3. 両面の表布や綿を取り外し、コイルのみにする
  4. ボルトクリッパーを使用して、コイルを小さくカットする
  • 使用する道具=ハサミ、ボルトクリッパー、軍手、マスク、ゴミ袋、土嚢袋

スプリングコイルの場合は上記の流れで解体しますが、大変な作業なので自力での解体はおすすめできません。
半日~1日くらい時間がかかることを覚悟の上で行ってください。また、切ったコイルは危険なので気を付けてください。

ボルトクリッパーはコイルを切るために使用します。マットレスのスプリングは個数が多く、スムーズに切るために必須アイテムのボルトクリッパーは、ホームセンターで購入できます。
小さく切ったコイルは不燃ごみとして出すことができます。その際に直接ごみ袋に入れてしまうと袋が破れてしまうため、土嚢袋など丈夫な袋に入れてから指定のごみ袋に入れるようにしてください。

足つきマットレス

足つきマットレス
  1. ハサミを使って縫い目を切る
  2. 表布、中身の綿やコイルなどを取り外す
  3. 木製のフレームと足部分をのこぎりでカットする
  • 使用する道具= ハサミ、ボルトクリッパー、のこぎり、軍手、マスク、ゴミ袋、土嚢袋

足つきの場合は中身にコイルが使われていることが多いため、スプリングコイルマットレスと同様に解体作業が大変になります。コイルは不燃ごみ、木製のフレームは可燃ごみとして分別できます。

木製のフレームを小さくするために、のこぎりを使用するので床に傷を付けないように気を付けて作業をしてください。
1日作業では終わらない可能性があるため、できれば次の日も時間を確保しておくと安心です。

マットレスの解体の仕方は下記の動画を参考にしてみてください。

マットレス処分は不用品回収業者がおすすめ!

マットレス処分は不用品回収業者がおすすめ!

マットレス処分にはいくつか方法がありますが、その中でも不用品回収業者に任せるのがおすすめです。なぜ不用品回収業者がおすすめなのか、その理由を3つ解説します。

マットレスの解体が必要ない

マットレスの解体は非常に手間がかかり、怪我の恐れもあります。また、ボルトクリッパーや土嚢袋など、使用する道具がなければホームセンターなどで買う必要があります。
不用品回収業者の回収では、自力での解体が不要になります。解体に自信がない方や忙しい方は、ぜひ依頼をしてみてください。

単身者・お年寄りも安心して依頼できる

マットレスはサイズが大きく重たいものがあり、単身者が一人で持ち運びをするのは困難です。また、お年寄りなど重い荷物が持てない場合にも、捨てることは大変でしょう。
不用品回収業者に依頼をすれば、自分で持ち運ぶ必要がないため単身者やお年寄りも安心して捨てられます。

どの種類のマットレスも回収可能

自治体ではスプリングコイルマットレスは捨てられないなど、種類によっては受け入れてもらえません。しかし、不用品回収業者であれば一般的なマットレスであればほとんどが回収対象になっています。

そのため、自治体に受け入れてもらえなかったとしても、業者に依頼をすれば回収してもらえます。 自治体に断られてしまって困っている方は、ぜひ不用品回収業者に依頼をしてみてください。
不用品回収業者の見積もり方法に関しては下記記事でも詳しく解説しています。

不用品回収の見積もり方法!優良業者に安く依頼するためのコツを解説

マットレス処分を便利な不用品回収業者に依頼しよう!

マットレス処分を便利な不用品回収業者に依頼しよう!

当記事では、マットレス処分に必要な料金や7つの処分方法について解説しました。マットレスの処分は、解体作業が不要な不用品回収業者に依頼をするのがおすすめです。
持ち運びが難しい、粗大ごみとして収集不可のマットレスの解体に自信がない、すぐにマットレスを処分して欲しい方は便利な不用品回収業者に依頼をしてみてください。

この記事の監修者 すぐ片付け隊

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県で不用品回収の実績がある専門業者。格安・迅速・丁寧な私たちが、今すぐ不用品を持って行ってもらいたい皆様の為に役立つ情報をお届けしています。「粗大ごみを処分したいけど、時間がない」そんな方はぜひすぐ片づけ隊へ!

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