物置を処分する方法と費用相場|業者に依頼するケースと自分で解体する方法

これから物置を処分しようと検討している方は、どうやって処分をすればいいのか、料金はいくらくらいなのか、疑問点がたくさんありますよね。

物置処分は自分に合った方法を選ぶのが大切です!当記事では、物置処分に必要な料金やおすすめの処分方法、自力で物置を解体・処分する方法などを解説します。

この記事を最後まで読んでいただくことで、自分に合う物置処分の方法が見つかりますよ。物置処分を検討している方は、ぜひ参考にしてください!

物置を処分する4つの方法と必要な料金

物置の処分方法相場料金手間
自治体の粗大ごみに出す
400円~2,800円
※新宿区の場合
※サイズ・自治体によって異なる
フリマアプリ・ネットオークション2,388円~ 28,289 円
※ヤマト便利用の場合
※引き取りの場合は0円
リサイクル業者処分費用0円
※もしくは引き取り不可
不用品回収業者小型サイズ:3000円~10,000円
大型・解体が必要:15,000円~40.000円

※解体費・回収費が別の会社も有り

物置処分に必要な料金は、物置のサイズや状態によっても異なります。上記の表は目安料金として参考にしてください。

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物置処分はプロに任せるのがおすすめ

物置の処分方法はいくつかありましたが、その中でもプロである不用品回収業者に依頼するのがおすすめの理由について解説します。

理由①自力では解体作業が困難

物置解体は自力でも可能ですが、解体作業は1人で行うことは難しく、力も使う大変な作業です。自力での解体が困難な物置処分は、プロに任せるのがおすすめです。

物置の解体処分をプロに頼んだ時の費用相場は下記の表を参考にしてみてください。

物置の大きさ相場料金
小(3辺の合計が400cmまで)10,000円〜12,000円
中(3辺の合計 401〜500cmまで)/ 個13,000円〜15,000円
大(3辺の合計 501〜600cmまで)/ 個18,000円〜20,000円
特大(3辺の合計 601〜700cmまで)/ 個23,000円〜25,000円

手間と時間などがかかる

自力での解体作業を行う場合は、手間と時間がどうしてもかかってしまい、怪我をする恐れもあります。また、道具や一緒に解体作業を行ってくれる人を見つけ、解体作業には休日の半日程度を使わなければいけません。

さらに、そこから廃材を自治体の粗大ごみで捨てる場合は、分別作業や持っていく手間がかかってしまいます。

不用品業者に依頼をする場合は、解体や処分にかかる手間や時間を全て業者に任せることができます。忙しい方など時間がない場合にはぴったりでしょう。

材質とサイズによっては自力解体が不可能

小型のスチール製の物置であれば、スパナなど工具を使って自力で解体をすることができます。しかし、大型の木材物置など材質やサイズによっては自力解体が不可能になってしまいます。

自力解体が不可能な大型物置の場合は、配送も難しいためフリマアプリなどに出品することも困難でしょう。そういった物置の場合は、不用品解体業者に依頼する方法がおすすめです。

理由②解体・処分まで一貫して依頼できる

自力で行う場合は、大変な解体後に自治体に合わせた場所に廃材を分別して捨てなければいけません。廃材を持ち運べる車がなければ、軽トラなどレンタカーを借りなければいけません。

不用品回収会社に依頼をすれば、面倒な分別作業もなく解体から処分まで一貫して依頼できるため便利です。

理由③処分までの対応が早い

自力で解体やフリマアプリを使う方法では、処分するまでに長い時間がかかってしまいます。その点、不用品回収業者に依頼をすると、即日対応など処分までの時間が早いのが特徴です。

一刻も早くスムーズに物置を処分したい場合には、不用品回収業者に依頼をするのが最適でしょう。

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物置の解体や処分をプロに任せた方がよいケース

物置の解体は自分でおこなうよりも、専門の業者に依頼した方が安全で確実な場合があります。とくに老朽化していたり、構造が複雑な場合はプロに任せることで事故やけがなどのリスクを避けることができます。解体や処分を専門事業者に任せる方がいいケースは下記の通りです。

①物置の劣化が激しい

物置が長年風雨にさらされて劣化している場合、各部のネジや金具が錆びついてしまいスムーズに解体できないことがあります。特に錆が進行していると工具がうまく使えず、無理に作業を進めると物置全体のバランスが崩れて思わぬ方向に倒れてしまう危険性もあります。こうしたリスクを避けるためにも、無理に自力で解体を試みるのではなく安全面や効率を考慮して、解体・回収の専門業者に依頼することをおすすめします。

②物置の中も処分したい

物置の中にある不要な物もあわせて処分したい場合は、物置の解体と不用品の回収を同時に対応してくれる業者に依頼すると効率的に片付けが進みます。作業を一括で任せられるため、時間や手間を大幅に省くことができ便利です。ただし、不用品回収業者は主に再利用可能な品を対象としているためすべての物が回収対象となるわけではありません。汚れがひどいものや破損の激しいものなどは引き取ってもらえない場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

③解体した物置をゴミの日まで保管する場所がない

物置を自分で解体する場合、解体したパーツを粗大ごみとして出すまでの間は自宅で一時的に保管する必要があります。また、回収日になれば指定の場所まで運び出すか、自ら処理場に持ち込む必要があり、体力的にも時間的にも負担が大きくなります。そうした手間を考えると、解体から回収までを一括で行ってくれる専門の業者に依頼することで当日にすべてを済ませることができ、非常に効率的で安心だといえるでしょう。

④物置を早く処分したい

引越しや急な事情で物置を早めに処分したい場合は、解体から回収までをスピーディーに対応してくれる専門業者に依頼するのがおすすめです。こうした業者に依頼する際は、見積もり時に処分を急いでいることをはっきり伝えることで日程を優先的に調整してもらえる可能性があります。また、多くの業者では希望の作業日をいくつか指定できるため自分のスケジュールに合わせて依頼しやすいのもメリットです。

物置を自力で解体・処分する方法

物置は自力で解体・処分することが可能です。自力での解体方法や廃材の処分方法について解説します。

自力での解体方法

小型サイズでスチール製の物置であれば、自力でも解体することが可能です。使用する道具はスパナやドライバー、ハンマーがあれば十分です。目を保護するメガネやマスク、軍手などがあればさらに安全でしょう。

また、自力で解体をする場合は、安全のためにも少なくとも2人以上で作業をするのがおすすめです。


  • 使用する道具=スパナ、ドライバー、ハンマー、保護メガネ、マスク、軍手
  • 二人以上の解体が推奨

解体をする流れとしては、上から下にボルトやビスを取って解体をしていくのが基本です。具体的に解説すると、屋根→戸や棚→側面→底という順番に解体してくとスムーズに作業が進みます。

外れにくい棚や戸、基礎を壊すときにハンマーを使用します。作業中は保護メガネやマスク、軍手をした状態で行えば安心です。

解体作業中に金属部分のサビなどでどうしても解体ができない場合は、無理をせず業者に依頼をするのが良いでしょう。

廃材の処分方法

解体後にやらなければならないのが廃材の処分です。最も安い方法は自治体へ粗大ごみとして持ち込む方法です。この場合、物置を解体した後に出た廃材が乗る車がない場合は、軽トラのレンタルなどが欠かせません。

自治体によって受け入れが異なるので、できれば解体前に廃材の材質やサイズを確認した上で、自治体に問い合わせておくようにしましょう。

物置を処分する際に注意するポイント

物置を処分する際は、中身を事前に整理・撤去し、解体時の安全を確保することが大切です。物置を処分する際に注意するべきポイントをまとめたので、これから物置を処分しようと考えている人は是非参考にしてみてください。

1.解体後の土台は一緒に粗大ゴミに出せない。

物置を自分で解体した場合、上部の倉庫本体は粗大ごみとして処分することが可能ですが、設置されているしたのコンクリート土台については注意が必要です。コンクリートブロックは一般ごみや粗大ごみでは回収できず、多くの自治体では産業廃棄物として扱われ、回収対象外となっています。そのため、まずはお住まいの自治体に連絡してから対応可能かどうかを確認しましょう。粗大ごみとして一緒に出すことができることがいちばんの理想ですが、対応していない場合は産業廃棄物回収業者の紹介を依頼する必要があります。このように、すべてを一度に処分するのは難しく、自力で解体・処分するには大きな手間と時間がかかるため十分な注意が必要です。

2.老朽化した物置の処分には十分に注意する。

物置は一度設置すると、長年にわたり風雨や直射日光、積雪などにさらされるため、処分の際には倒壊や破損によるケガのリスクに十分注意する必要があります。特に、物置には一般的に「耐用年数」が定められておりそれを過ぎた状態での使用や解体作業は非常に危険です。台風の強風や積雪の重みによって、老朽化した物置が突然倒れてしまう可能性も否定できません。特に雪の多い地域では、毎年積雪の重みに耐えているように見えても、劣化が進むことである日突然崩れるリスクが高まります。そうした事故を未然に防ぐためにも、耐用年数を超えていると感じたら早めの処分を検討することが重要です。また、処分を決めて自分で解体を行う場合も突然の崩落の危険があるため、作業中は慎重に進め安全を確保したうえで行動するよう心がけましょう。

3.犯罪を防ぐ。

普段は収納スペースとして非常に便利な物置ですが、実は犯罪者にとって都合の良い環境を提供してしまう可能性があります。特に注意すべきなのが「放火」です。近年、火災原因の上位に挙げられている放火の中でも物置を狙ったケースが少なくありません。物置は住居から離れた位置に設置されていることが多く、人目につきにくいため、犯行が発覚しにくいという特徴があります。さらに、中身が空で放置されているような物置は不審者の隠れ場所として利用されたり、周囲の様子を伺う足がかりとして使われたりするリスクもあります。場合によっては、その家に住んでいる家族構成や生活パターンを読み取る手がかりになってしまうこともあります。そのため、現在使っていない物置がある場合は防犯上のリスクを考慮し、早めに処分することが望ましいといえるでしょう。

物置処分後は建物滅失登記を忘れずに!

登記されている物置を処分する場合は、処分後1か月以内に建物滅失登記を行わなければいけません。建物滅失登記の手続きは比較的簡単に行うことができます。物置の処分後に、お近くの法務局に行って手続きを済ませてください。

物置の建物滅失登記はあくまでも、処分した物置が登記されていた場合だけです。登記されていなかった場合は不要な手続きとなるため安心してください。

物置処分は解体から依頼できる不用品回収業者に依頼しよう!

当記事では、物置処分の料金やおすすめの処分方法について解説しました。物置処分は、解体から処分まで依頼できる不用品回収業者に任せると便利です。

すぐに物置を処分したい、解体作業をするのが難しい、そんな方はぜひ不用品回収業者に物置処分を依頼してみてください!

この記事の監修者 すぐ片付け隊

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県で不用品回収の実績がある専門業者。格安・迅速・丁寧な私たちが、今すぐ不用品を持って行ってもらいたい皆様の為に役立つ情報をお届けしています。「粗大ごみを処分したいけど、時間がない」そんな方はぜひすぐ片づけ隊へ!

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